会長のあいさつ

公益社団法人 栃木県看護協会
会長 朝野 春美
新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
栃木県看護協会の会員の皆さまには、日頃より看護協会活動にご支援とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
年末年始はお天気に恵まれ、朝夕の冷え込みはあったものの暖かな日差しの中で過ごすことができました。皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか。
昨年は阪神淡路大震災の発災から30年目、戦後80年目と、いろいろな節目の年でした。そして2026年の今年は、「丙午」という60年に一度の年となります。前回の丙午は1966年(昭和41年)でしたが、その年の出生数が前後の年より25%も落ちこむ「丙午ショック」が起きました。この現象は江戸時代の「八百屋お七」の事件に関連するといわれる迷信から生じているもので、近年、丙午を以前ほど気にしない風潮があるとも言われていましたが、結果としてこのような状況となりました。少子化が懸念される昨今、今年の出生率が気になるところです。しかし半面、「丙午」は情熱や勢いが高まり、太陽のようなエネルギーに満ちた年とされています。今年が皆さまにとって、飛躍の年になればと思っています。
さて、日本看護協会では2025年問題への対応を経て、次なる2040年問題に対応するために、新たな「看護の将来ビジョン 2040」を策定し、2025年6月より新たな取り組みを開始しました。新ビジョンでは、<看護がめざすもの>として、「その人らしさを尊重する生涯を通じた支援」「専門職としての自律した判断と実践」「キーパーソンとしての多職種との協働」の3つの視点を掲げています。今後ますます変化していく社会状況の中で、看護職として何をなすべきかを考えるときに、人々の「命・暮らし・尊厳を守る」ために、人々の一番身近な存在としての役割を、ぶれることなくより一層発揮していきましょう。何かを実践するときに3つの視点をもって、行動していきましょう。
ところで、令和8年度上半期に放送されるNHK 連続テレビ小説「風、薫る」については、栃木県や大田原市を始め、様々なところでPR活動が展開されています。栃木の地で生まれ育った日本の看護師の先駆者である大関和(ちか)さんを私たち栃木の看護職から盛り上げてゆきましょう。大関和さんは看護職の地位の確立にも深くかかわっています。今回のドラマをとおして、私たちが看護の専門職として、今後どのように活動を積み重ねていくかを更に考えていきたいと思っています。皆さまも是非周囲の方々へのPR等、看護職への理解が深まる活動にご支援、ご協力ください。当協会としましても、様々な機関と連携しながら、若い世代の方たちはもとより、広く県民の皆様に看護に興味関心を持っていただけるよう積極的に啓発事業を展開してまいります。
これからますます少子超高齢化が進む中、誰もが住み慣れた地域でその人らしく生活できるように、県民の皆さまの身近に存在する専門職として、看護の力を大いに発揮して、人々の健康で幸せな生活を支える役割を、ともに果たしていきましょう。
結びに、この1年が皆さまにとって素晴らしい1年となりますことを心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
どうか、本年もよろしくお願いいたします。






